◆軽薄な散歩◆
神戸 元町 ガード下を歩く
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■03/1/29(水)22:17
□西淡路冬西高東低 1/28〜
岩屋をまわって西浦を感じたら
いきなり海が道と同じ高さで目に入ってきた
岸近くの潮流が速く
強い西風とぶつかって波頭は白く砕けてはいるが
まるで川の流れに出来る波のようにうねりはそこにとどまっている
フロントガラスに飛沫がかかる
太古から冬の西浦の海岸にはいろんなものが流れ着き
ここの人たちは東浦の人たちよりきっと
考えることが少し多かったのだろう
などと・・・
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雨の日の雨の中
雨の天を見上げていると
雨がそこで生まれていることが
わかる
雨の中で雨の天を見上げることが出来なくなった頃から
いろんな不自由が見えてきた
今は裸で
雨の日には露天風呂で天を見ている
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埼玉にいる息子ともう半年近く連絡が取れない
と姉が言うので
新幹線に乗った〜新幹線は乗るたびに進化してる と何気なく思うほどいつも乗車期間は久しい 今回は15年ぶり?〜
その幾日か前に「おかあちゃんはどうだった」と姉に言われた と母から聞かされ 自分に行方不明の時期があったことを初めて知った 四半世紀前という言葉がぴったりな昔の日々だが 気負いのない普通の日々だった 甥もまた日常にいた
二十歳の東京は弾んでいた
それは二十歳の眼があったからなのか
五十路の目には どこの町にでもいる日本人たちが溢れていた
スイッチ一つで切り替えができるなら ONしてみたい欲望はあるが
OFFしていることのやさしさ やわらかさが
今はここち好い
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